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2016年11月29日火曜日

アクションラーニング解説1. 問題が解決しないのは「思い込み」のせい

チームで問題解決をしながら学習するアクションラーニングのセッション風景


たった50分の会議で、「困った、困った」と思っていた問題が、スッキリ解決できる方法があるのをご存知ですか?

「アクションラーニング」という手法です。

これを使うと、複雑で入り組んでいるような問題がほどけてきたり、動けなくなってしまった状態から抜け出すことができます。

さらには、さまざまな問題というのは、大抵は「思い込み」のせいで解決できないのだということも分かってきます。

今回は、そのアクションラーニングについて、少しご紹介をしたいと思います。


2016年2月4日木曜日

問題解決は全体を見たときに起きる?

2016年1月3日「マインドマップ 目標実現GIFT 1日集中講座」 での塚原美樹の講義風景
2016年1月3日「マインドマップ 目標実現GIFT 1日集中講座」
での塚原美樹の講義風景

マインドマップに関連したとても重要な概念に「ゲシュタルト」というものがあります。

これは、全体性という意味です。

全体というのは面白いもので、部分の総和とは異なります。

たとえば、次の絵を見ると、皆さんは白い四角を認識すると思いますが、実際には白い四角はありません。

全体を見た時には白い四角が見えるが 部分を見ている時には白い四角は見えない
全体を見た時には白い四角が見えるが
部分を見ている時には白い四角は見えない

4分の3の円形が四つあり、それぞれの配置の関係により、白い四角が見えるのです。

このように、全体を見ることで初めて見えてくるものというのがあり、私たちが頭を働かせるときにも、全体性を意識することは、効果的な思考のための重要な鍵になってきます。

全体を見ることで、新たな発想が湧きやすくなったり、本質的な問題に気付きやすくなります。

「ゲシュタルト」という言葉は「ゲシュタルト心理学」などで知っている人も多いのではないでしょうか。

ゲシュタルト心理学の創始者の一人と言われるヴォルフガング・ケーラーは、二匹のチンパンジーを使った実験を行った結果から「洞察学習」という考え方を提唱しました。

ケーラーはサルタンという名前のチンパンジーを部屋の中に入れます。

部屋の天井にはバナナが吊るされており、サルタンはそのバナナを取ろうとします。

やがてサルタンは、部屋の隅に置かれた箱に注目し、その箱を吊るされたバナナの下に移動させ、その上に乗ってジャンプすることで、バナナを手にしました。

ケーラーは、このサルタンの実験の様子を見ていたもう一匹のチンパンジー、ラナにも同じ実験をします。

ラナはサルタンの真似をしたのですが、バナナを取ることはできませんでした。

皆さんはラナは何をしたと思いますか?

そうです、ラナは箱を移動せずに、バナナが吊るされた位置とは関係ない場所に箱を置いたまま、箱の上でジャンプをしたのです。

つまり、ラナはサルタンのしていることの部分しか目に入っておらず、全体が見えていなかったのですね。

この様子を見て、ケーラーは気付きます。

「問題解決は全体を見たときに一気に起きるのだ。」

確かに、部分しか見えなかったラナには問題解決はできませんでしたね。

これがケーラーの考えた「洞察」ということです。

このように、全体を見るということは、深い洞察を得ることに繋がります。

マインドマップは全体を見渡せるノートであるために、この洞察的思考が促されやすいのです。

今、身近に起きている問題について、とにかくマインドマップを書いてみましょう。

思い浮かぶことを整理せず、連想のままにどんどん書いて、さらに少し視点を変えて、また、どんどん書いてください。

もう出尽くしたと思ったら、マインドマップを少し俯瞰して眺めてください。

眺めているうちに、何かが分かってくると思います。

今まで見えていなかった繋がりに気づいたり、全体の中で何が大事なのかに気づく。

こんな風に、マインドマップを使って問題について考えることで、本質的な問題の発見、気づき、解決策の想起があるはずです。

そのコツは「全体を見る」ことです。

マインドマップを俯瞰することで
新たなひらめきや本質的な問題の発見が起きます


2015年8月25日火曜日

強みに集中して目標設定しよう!

塚原美樹の研修風景の写真
塚原美樹の研修風景

7月下旬から始まった弊社のオリジナルコンテンツ「パーソナル・コンサルタント養成講座」。

問題解決型人材&貢献意欲型人材 つまり、「ソリューション提供型人材」を目指して、5分野12の力を学びます。

毎回、1つの力がテーマになっているので、各課程は12講座でできており、

「パーソナル・コンサルタント養成課程」は2.5時間×12回

「シニア パーソナル・コンサルタント養成課程」は6時間×12回

で成り立っています。

本日は2.5時間の「創造力養成講座」と「完遂力養成講座」を開催しました。

今日は完遂力について、ちょっとだけお話します。

なぜ「完遂力」がパーソナル・コンサルタント養成課程に入っているかと言うと、

「コミュニケーション力や思考力が高くても、仕事を完遂する力がなくては何の成果も上がらない。完遂力というのは、メンタルに関係するところが強く、普通に言われる問題解決力とはちょっと違う」

と考えていたからです。

完遂力を高めるためには、まず、自分が何を完遂すべきか、つまり目標を明らかにするところから始まります。

やるべきことが明確な人は良いのですが、そんな人ばかりとは限りません。

「特にしたいことはない」

という人もいるでしょうし、一方で、

「あれもこれも、みんなやりたい」

という人もいます。

目標の立て方が良く分からないということなのですよね。

この講座では、目標を考える際に以下の3つを大切にしようとお伝えしています。

・自分の強みに絞り込む

・自分の能力を制限しない

・未来社会を洞察する

目標設定において、私はこの3つが大事だと考えています。

私たち人間は、社会の中でしか生きられません。

社会の中で、自分ができることを見つけ、貢献していくことで、自分も他人も幸せになれる。

よく私は「したいことではなく、できることをしよう」ということを話します。

いくら「したい」と思っても、そのことで自分が貢献できなくては何の役にも立ちません。

けれど、人はみな特徴を持っており、「できること」が何かしらあると思うのです。

これが「強み」です。

「強み」に集中して、「強み」を磨き、積み重ねる。

すると、その「強み」はだんだんと本当に世の中に役に立つものになってきます。

今の自分にはとてもムリだと思えたとしても、それは思い込みかもしれません。

私たちは簡単に悪い暗示にかかりやすいからです。

「きっと自分にもできる」と信じることさえできれば、自分の強みを世の中の役に立つレベル、もっと高いレベルまで磨いて行くことができるのです。

けれど、「きっと自分にもできる」という考えは、自分勝手な望みであっては上手くいきません。

私たちは社会の中で行きているからです。

社会に役に立つために、自分の持っているものを差し出すのです。

それによって、社会と共生していくことができるのだと思います。

社会を洞察し、「今の社会はこんな風に進んでいるようだ。これから、こんなことが起きて来るだろう。そんな環境の中で、より良い社会をみんなと一緒に作っていくのに、私も自分のこの能力を差し出して、一役買おう」

こんな風な気持で社会との繋がりを見出すと良いのではないかと考えています。

だから、大切なのは自分の「強み」を見出すことなのです。

役に立たない人間のままでは、社会にぶら下がるだけになってしまうからです。

けれど、人間は必ず何かしら役に立つものの種を持っていると思います。

ただ、それを見誤ってしまうと、あまり役に立たなくなってしまいます。

どうせなら、自分の持っている種、「強み」に磨きをかけましょう。

それを高めて、社会に貢献でき、社会と共生できる人間になっていきたいと、私も思い続けています。