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2016年1月19日火曜日

英語ができない人のための、洋書フォトリーディング

英語ができなくても洋書から情報を取り出せるフォトリーディング

昨年末から始まった「フォトリーディング スペシャリスト講座」
フォトリーディング集中講座をご受講済みの方のための特別な講座です。

6週連続で毎週1回、夜19:00~21:30、現実の仕事や情報処理の現場をイメージした
フォトリーディング活用の具体的なノウハウを実践しています。

今夜は、その第1回シリーズの5週目。
洋書のフォトリーディングと電子書籍のフォトリーディングを
一気に実践しました。

洋書のフォトリーディングのコツは、
「完璧に分かろうとしないこと」。

これは普通のフォトリーディングと共通点がおおいにあります。

知らない単語などが出てきても、
さらっと全体像をつかみ、あとは推測する。

これで、英語が得意でなくとも、
洋書の中から、様々な情報を拾ってくることが可能です。

図表やそのキャプションに注目したり、
ペーパーバックなら、本の背表紙などに書かれたサマリーや
推薦者の感想を読むというのも、素早く洋書の内容を掴む良い方法です。

私は英語は本当に得意ではないのですが、
それでも、海外の方々と英語でコミュニケーションするのは嫌いではありません。
近くに外人さんがいたら、すぐに話しかけるタイプです。

なぜかと言えば、外国の方とコミュニケーションして世界を広げたいし、
その人たちに興味があるからです。
もちろん、相手の言っていることが分からないことは、しばしばあります。
けれど、「たぶん、こんな話かな〜」という感じでついていく。
信頼関係ができてくれば、だいたいのことは分かるし、
分からなかったら、分からないと言えばいい。
何より大切なのは、相手をもっと知りたいという気持ちです。

洋書のフォトリーディングも似ています。
全部が分からなくても、つかめることはかなりある!
要は、その人に興味があれば、言葉が分からなくても通じ合えるように、
知りたいことがはっきりしていれば、単語が分からなくても
かなり推測ができるし、読む場所も絞ることができる。
絞り込みができてくれば、辞書を使って読むのも一つの方法です。

日本人はかなり長い期間、英語の勉強をしているのに、
洋書を見た途端に、「ムリ、読めない」となってしまう。
これは本当にもったいないことだと思います。

「洋書たいへん!」という気持ちが起きたら、
まず、フォトリーディング!
これで、かなり抵抗感も下がります。

読み方のコツをつかみ、楽な気持ちで取り組めば、
英語ができなくても、洋書を活用できますよ〜。

2015年7月13日月曜日

気持がラクになれば本は読める

フォトリーディング集中講座で最初に行う読書テストの結果を共有した板書の写真
フォトリーディング集中講座で最初に行う読書テストの結果を共有した板書

この土日はフォトリーディング集中講座を開催していました。

この板書は講座の最初に行う「初めの3分間テスト」の板書です。

最初から楽しく読めている方もいらっしゃいますが、多くの人が問題を抱えています。

「読んでも頭に入らない」

「忘れてしまうのではないかと不安を感じる」

「心の中で音読しているのが気になる」

「雑念が浮かぶ」

「3分間がキツイ」

「読まされている感がある」

これらの問題が解消されると、読書力は遥かに向上します。


・自然に楽に集中できている。

・あせる気持がなく、本に入り込めている。

・楽しい気持で目的意識を持って読めている。

こうなったらいいですよね。

昨日の夕方、フォトリーディング集中講座の二日目には、最初のテストで皆さんが抱えていた問題はほぼ解消されました。

「とても気楽に読めた」

「目的があるので、全部読まなくてはいけないというようなこだわりがなくなった」

「スラスラと読めた」

「罪悪感がなくなった」

読書の邪魔をしているのは、案外、自分自身の中にある「思い込み」だったりします。

「全部きれいに読まなくては」

「一度読んだところを忘れないようにしなくては」

「一度で完全に理解しなくては」

こういった「〇〇せねばならない」という思考法は、読書の邪魔になるだけで、良い結果を生みません。

もっと気持をラクに持って、読書を楽しい気持で行えれば、脳が自然に働いてくれ、文書処理力もぐっと上がります。

次のフォトリーディング集中講座は2週間後。

講座は生ものですから、毎回、何が起きるかワクワクします。

再来週も楽しい講座をご提供できるように頑張ります!

2015年6月13日土曜日

第2回紀尾井町電子ブックカフェを開催しました

電子書籍リーダーを使っての読書会の様子 (2014年5月撮影)の写真
電子書籍リーダーを使っての読書会の様子 (2014年5月撮影)

ゆうべは弊社の勉強会「紀尾井町電子ブックカフェ」を開催しておりました。

今までも、弊社では既受講者の方々のフォローとして、「紀尾井町ラーニングカフェ」という勉強会を開催してきましたが、今年からは読書を一緒にできる場として「ブックカフェ」を継続開催しています。

今年は偶数月が「電子ブックカフェ」、奇数月が「MBAブックカフェ」です。

電子書籍は2年くらい前から本格的な普及期に入ったかと思ったのですが、製品ライフサイクルで言うと、まだまだアーリーアダプターが使っている時期なのでしょうか。まだ電子ブックカフェへの注目も少ないようで、昨日もご参加者は数名でいらっしゃいました。

しかしながら、本などの文字媒体の電子化はどんどん進むことと思います。

つい数日前に、Appleが新しい音楽配信サービスの"Apple Music"を発表しましたね。

毎月、定額でAppleが集めた音楽を無制限に聞くことができるというサービスです。
私は使っていませんが、他にも同じようなサービスは、すでにあるそうですね。
動画配信を定額で無制限に行うHuluなどの仕組みとほぼ同じかと思います。

動画、音楽がこのように定額、無制限になっているのですから、本も同じように、定額制でクラウド上のものを無制限に読むことができるようになる時代は、もうすぐそこまで来ているのかなと思います。
もちろん今でも、著作権切れの書籍はすでに無料配信されています。
新刊についても、近々、定額、無制限に読めるということになりそうですよね。

知的産業に関わるビジネスパーソンは、このようなサービスが始まったら、すぐに定額契約をして、いつでもあらゆる書籍を参照できる状態を作るのではないでしょうか。

私たちも、こういう時代に備えなくてはという気がしますね。

今回は、電子書籍アプリについている「検索機能」をどこまで活用できるのかというテーマで読書会を行いました。

検索機能を活かすためには、いかに知りたいキーワードを見つけるかがポイントになるようです。

やってみたところ、キーワードを明確化することで、かなりのスピードで必要な情報を入手できます。
検索すると、そのキーワードが掲載されているページの文章が一覧表示されるので、そこをざっと読むだけでも、かなり知りたいことはつかめるのです。

こんなに早くていいのかな、という気も・・・。(笑)

さて、次回の電子ブックカフェは8月7日に開催の予定です。
まだ、電子ブックカフェのサイトもできていませんが、気になる方は、今から日程を確保しておいてください。

2015年6月10日水曜日

フォトリーディング、Step3の意味は何か?


フォトリーディング集中講座の講座風景(2014年12月撮影)の写真
フォトリーディング集中講座の講座風景 (2014年12月撮影)

先週末の土日はフォトリーディング集中講座を開催していました。

6月は毎年、受講者は少なめで、今回も小さいクラスでしたが、今回は女性が比較的多かったので、賑やかで楽しいクラスとなりました。

フォトリーディングのクラスは、まだまだ男性が多いのが現状です。
何かを学んで仕事に活かしたい、と考えている方がおいでになることが多く、その比率はやはり女性より男性が多いということなのでしょうか。

しかし、昔に比べると、最近は、仕事で自分を活かしていこうと考える女性がどんどん増えているように思います。
それに伴って、フォトリーディング集中講座の受講者もだんだん女性が増えているように感じます。
仕事で自分を活かす「仕事女子」が増えるのは、ずっと仕事をし続け、仕事が人生においてとても大事なことだと考えている私としては、ものすごく嬉しいことです。

男にとっても女にとっても、仕事というのは自分の才能を発揮する場なのですから。

家庭ももちろん大切ですが、やはり、自分の才能を活かせる場があると、その人の幸せの度合いが大きく変わると思います。

さて、今日はフォトリーディングについて少しお話したいと思います。

フォトリーディングはよく誤解されることがあります。
よくあるのは、

「ページをめくっただけで読めてしまう」

という誤解。
こういう誤解が広まったのは、

「ページをめくっただけで内容が頭に入る」

といったコピーで、フォトリーディングが宣伝されることが多いからです。

確かに、ページをパラパラ見ただけでも、脳は情報をキャッチしますが、内容が分かってしまうという意味ではありません。なので、ページをめくっただけでは読めませんよ。(笑)

「内容が分からないなら、めくっても意味がないじゃないか」

と思うかもしれませんが、そうでもありません。

たとえば、弊社のフォトリーディング集中講座をご受講なさった方に、こんな人がいらっしゃいます。

30代前半の時にご受講なさった男性なのですが、約一年後に弊社の勉強会においでくださり、ご報告をくださいました。

「先生、フォトリーディングのおかげで1年で資格を11個取得したんです」

これは驚きです!

IT系の方だったのですが、そもそもご本人が努力家であるということもあると思いますが、それにしても大変な勉強のしようであったはずです。

どうやったのですか?と聞いてみたところ、
「フォトリーディングでは、とりあえずパラパラとページをまずめくるだけでもいいから、と教わるじゃないですか。そのおかげで、分厚いテキストも読むことができたんですよ」

とのことなのです。

フォトリーディングは、5つのStepでできており、Step3「フォトリーディング」で、本をパラパラと全ページめくって見る作業が入っています。
1ページ1秒以下のスピードで、本当にパラパラ見るだけなのです。

けれど、その後のStep4、Step5ではきちんと本を読んでいるのです。
ところが、Step3だけが一人歩きして、

「ページをめくっただけで読めてしまう」

となってしまったのですね。
いやいや、めくっただけでは読めませんよ。

「ページをめくっただけで内容が頭に入る」

のほうが正しいです。
けれど、ここで大事なのは、

「内容が頭に入る」と「意味が分かる」はイコールではないということです。

本を読む際、事前に中をパラパラ見ることによって、その本に対する抵抗感がなくなる、自分の頭の中にすでにある情報に気づく。

こういうことが起きるのです。
つまり、パラパラめくりで本の「内容が頭に入る」ことで、意味は分からなくても脳には刺激が与えられ、そのあとの学習をスムーズにすることができるのだ、と考えたほうが正しいでしょう。

よく、「Step3の効果が良く分からないのですが」という質問がありますが、Step3の大きな効果は、「本を読むのがラクになる」ということだと思います。
これも、すぐには実感しにくいことかと思います。

けれど、講座の修了生の多くが、本をそれまで以上にたくさん読むようになったり、読書に気楽に取り組めるようになったという事実があります。

なので、Step3は、「高いハードルを低いハードルに下げる」ようなものだと捉えてはどうでしょうか。

「とりあえずパラパラとページをまずめくるだけでもいいから」
ということですよ。
そうすれば、勉強も文書処理も、なんとなくラクな気持で取り組めますよね。

フォトリーディング講座のオープニングで過去の事例をご紹介の写真
フォトリーディング講座のオープニングで過去の事例をご紹介

2013年8月16日金曜日

「NLPのすすめ」 (本の紹介)

「NLPのすすめ」を手にする塚原美樹の写真
「NLPのすすめ」

今日は、ジョセフ・オコナー、ジョン・セイモア共著の「NLPのすすめ」をフォトリーディング

NLPについて知ったのは、2004年のことで、初めて買ったのがこの本です。
発行しているのは、株式会社チーム医療。
発行元の名称から推測されるとおり、NLPは医療の世界で、実践的方法を求める療法家に多くのヒントを与えました。

NLPは直訳すると「神経言語プログラミング」。
非常にわかりにくい名称ですが、その実態は、心理療法において効果をあげてきた意識、無意識、双方を対象とした様々なコミュニケーション技法の集まりと言えるでしょう。

NLPでは、天才的な心理療法家として、20世紀に成果を上げた3人が行った技法を一般化して、色々な人が色々な用途に使えるようにまとめています。
その3人の天才とは、ゲシュタルト療法のフリッツ・パールズ、家族療法のヴァージニア・サティア、催眠療法のミルトン・エリクソンです。

NLPは心理療法から生まれたものとは言え、医療以外の分野でも人と関わる仕事に携わる人には、大変役に立つものでしょう。
カウンセラー、セラピスト、コンサルタント、コーチ、講師、教師、医師、看護士、薬剤師、営業担当者、人事担当者、社内マネジャー、経営者。
人と関わることが主たる業務である人にとって、NLPのすぐに役立つコミュニケーション技法は、非常に助かるものであるに違いありません。

私が、NLPの中でも注目をしているのは、ミルトンモデルと呼ばれる、催眠療法の天才として知られるミルトン・エリクソンがよく使ったコミュニケーション技法です。
エリクソンはクライアントの無意識とコミュニケーションをはかるために、どのような反応が起きても良いように、非常に曖昧な表現方法を使ったコミュニケーションをしました。
時には気づかれないようにほのめかし、時には物語を語ることで暗に感じさせ、時には声のトーンやスピードで何かを感じさせる表現を作り、と、彼の表現は非常にデリケートであり、その解釈をクライアントに任せたものでした。

明確に表現せず、隠喩的に表現することで、クライアント独自の無意識的な受け取り方や解釈を引き出し、それを治療やクライアントの学習に活用しようとしたのでしょう。
私はヒプノセラピーを深く学ぶ中で、ミルトン・エリクソンについて研究し、本当に尊敬の意を持って、彼の技法を書籍を通じて学んできました。

実は、フォトリーディングの開発者であるポール・シーリィも、このNLPを深く追求した一人です。
ポール・シーリィに今年の6月にお会いした際、「なぜ、あなたはNLPと催眠を学んだのですか?」と質問してみました。
催眠に初めて出会った当時、彼は生物学専攻の学生だったそうです。
お母さんにたまたま誘われたのがきっかけだったということでした。
お母さんに、知人が医療催眠のワークショップをするのだけれど、参加する人が少ないので、サクラでいいから参加して欲しいと言われ、仕方なく参加したことがきっかけだったとのことでした。
それが、無意識、潜在意識などへの理解を深めるきっかけになったのだそうです。

実は、心理学へ向かって行く人の多くは、生理学を学んでいることが多く、20世紀のアメリカ心理学の大家として知られるウイリアム・ジェームスも、やはり生理学を専攻していました。
ポール・シーリィが生物学から始まり、NLPに傾倒し、人間開発やリーダーシップ研究に進んだというのも、納得ができます。

人間という存在を理解するというのは、心と体の結びつき、脳と体と心の関係を理解することでもあると思うのです。
フォトリーディングの講座を担当していると、フォトリーディングの講座には、人の心の無意識に働きかける演習やステップがあることに気がつきます。

ミルトンモデルのように、曖昧な方法で、クライアントが気づかないうちに、クライアントが変わっていくような影響を与えて行く。
フォトリーディング受講者が、なぜか受講後、人が変わったように勉強熱心になったり、読書家になったりするのは、そのせいなのかもしれません。

フォトリーディングには、エリクソンの取ったコミュニケーションと同様のものが含まれているのでは。
こんなことを考えて、とても楽しく、ますます探求心を高められるインストラクター業って、本当に面白いと思います。

2013年8月15日木曜日

「図解雑学 心理学入門」 (本の紹介)

「図解雑学 心理学入門」を手にする塚原美樹の写真
「図解雑学 心理学入門」

今日はナツメ社から出ている「図解雑学 心理学入門」をフォトリーディング

ナツメ社の図解雑学シリーズは、いろいろなテーマで出ていて、私も何冊か読んでみました。
2ページ見開きで、片側に簡単な解説。反対側に図解やイラスト、漫画などがあるという構成。
内容は充実していながら図解があって非常にわかりやすく、入門書シリーズとしては優れているのではないかと思います。

この本のように、2ページ見開きで1テーマ、または4ページで1テーマ、といった構成は、知識解説モノの書籍によく見られます。
こういう知識解説モノの本のフォトリーディングはどうすれば良いのでしょうか?

このようなタイプの本の場合、知識を確認したい、知識を習得したいというのが読書目的であるケースが多いので、予習(Step2)、フォトリーディング(Step3)のあとの復習(Step4)、活性化(Step5)では、目次をフル活用すべきでしょう。

ざっと目次を見て、興味の湧く箇所を探し、そのパーツを読んで行く。
この場合には、たとえば見開き2ページを、そのまま通し読みするので構わないでしょう。
フォトリーディングの活性化のステップでは、スーパーリーディング、ディッピング、スキタリングなど、拾い読みの方法をお伝えしていますが、大切なのは、これらの方法を使うことそのものではないと私は思っています。

要するに、自分の目的に応じて、不要なところが分かり切り捨てられる、もしくは必要なところが分かり拾って読める、ことが大切なのですよね。
なので、今回の本のように、1テーマ2ページ完結ものであれば、必要なテーマの2ページを通し読みするということは、当然あるはずです。

通し読みをしたからフォトリーディングができていない、などとは思わないでください。

フォトリーディングは、「読み方の選択肢を増やす」「目的を持って読書をする」といった大切な考え方を持っています。
こういった基本の考え方に沿っていれば、方法や手順が多少変わったとしても、問題はないのです。

そんな気持ちで、フォトリーディングを続けてもらえたら嬉しいです。

2013年8月13日火曜日

「まず、世界観を変えよ」 (本の紹介)

「まず、世界観を変えよ」を手にする塚原美樹の写真
「まず、世界観を変えよ」

今日は田坂広志さんの「まず、世界観を変えよ」(英治出版)をフォトリーディング

副題に〜複雑系のマネジメント〜とあるように、経営、組織開発系の本です。

組織開発とは、組織をいかに効果的に機能するものにしていくかというテーマであり、組織活性化や組織マネジメントなども含む概念だと捉えています。
この分野ではピーター・センゲやオットー・シャーマーなど、アメリカの専門家が注目を浴びていますが、実は、日本は組織開発はもともと得意分野です。
なぜならば、日本には昔から複合的に、全体的に、物事を捉える文化が根付いており、欧米に生まれた二元論的文化とは一線を画してきたからです。

この本では、分析より洞察が必要であるとしており、組織を複合的で常に変化してしまう複雑系のシステムとして捉えるパラダイムが必要であることが述べられています。
変化して行く全体を見て、本質を見抜くという世界観は、日本においては、武道や日本画などにも見られるように思います。

たとえば、宮本武蔵の五輪の書には、「観の目」という感覚器官の使い方について述べられており、360度方向に意識を広げるような認識力を磨くことが大切であるとしています。
物事を部分的に、分析的に把握せず、一体のものとして、すなわち洞察的に把握しようという日本の文化が、こういったところにも読み取れるのではと思います。

実は、フォトリーディングのStep3で用いる「フォトフォーカス」という目の使い方は、この「観の目」と非常に関連性が高いものでもあります。

宮本武蔵は「観の目」は、丹田で物を見るような認識方法であるとしていますが、丹田で見るとは、果たして目からの情報認識と言えるのかというと、そこは不明確と言えるでしょう。
もっと深い感覚器官の使い方について述べているようにも思われます。
同様にフォトフォーカスが単に目からの情報認識であるかというと、そうでもないのでしょう。

フォトリーディングの開発者のポール・シーリィは、「自分の中の天才性に気づくことが何より大切である」と言っています。
そして、その天才性とは「無意識の心」、言い換えれば、私たちが普段、自分では認識できない脳と身体の働きのことを指しているのです。

結構、読み応えのあるしっかりした本ですが、フォトリーディング(Step3)をしたあとは、軽く復習(Step4)。
難しいと思う本の場合には、初めから理解しようとこだわりすぎず、さらっと流して、慣れることが何より大切です。
活性化(Step5)では、拾い読みをしながら、部分的には通し読みという感じでいけば、読み応えのある本も楽しみながら速く読み進められます。

2013年8月12日月曜日

「ツイッターノミクス」 (本の紹介)

「ツイッターノミクス」を手にする塚原美樹の写真
「ツイッターノミクス」

今日は、カナダのマーケティングコンサルタントであるタラ・ハントの「ツイッターノミクス」(文藝春秋刊)を久しぶりにフォトリーディング。

去年の2月に岩手県久慈市の商工会議所と法人会の共催での講演会に招聘された際、この本の中に出てくる「ウッフィー」という、貨幣に次ぐ価値を表す概念について話しました。
ウッフィーというのは、Facebookの「いいね!」に非常に似ています。
みんなに役に立つ良い情報を発信したり、良い活動をしていると、自然とウッフィーが溜まってきて、この溜まったウッフィーがビジネスにおいても成功の鍵になるという考え方です。

このような経済概念は今までの貨幣価値経済に対し、評価価値経済と呼ばれています。

東日本大震災の後、この考え方は一時、急速に浸透したように感じました。
本当の豊かさとは何だろうと深く考える人が増えてきたためでしょう。
震災と福島原発の事故を通じて、地域社会や家族、友人など、人との繋がりが何よりも大切だと感じさせられたり、見せかけの豊かさのために地球を壊してしまうようなことをしてはいけない、と考える人が増えたのではないでしょうか。

今、世の中の人たちが「いいね!」と思うものは、単に便利な商品とか、自分のためだけになる商品、リッチな生活などではないのでしょう。
世界全体を良いものにする活動であったり、社会のあり方を正しい方向に変える商品であったり、その人の人間らしい素朴な感じ方であったり、持続可能な社会を感じさせるものに、多くの人はウッフィーをあげたいと考えるようになったのではと思います。

そうは言っても、まだ貨幣価値経済が終わったわけではありません。
ですから、ビジネスに関わる私たちは、きちんと社会に価値を提供してお金を稼ぎ、経済活動に参加する必要があります。
しかし、提供すべき「価値」は今、大きく変化しているように思います。

フォトリーディングも自分のために使う時代から、社会のために使う時代に入ってきているのではないかと思います。

2002年6月に神田昌典さんのフォトリーディング集中講座に参加したとき、エンディングで神田さんは水俣病の話をなさいました。
水俣病はもちろん公害の産物であったけれど、もし、情報が多くの人に届けられていたら、あのように被害は広がらなかったのではないか、という趣旨の話でした。

フォトリーディングを学んで、高い情報処理力を身につけたら、それを使って是非、社会のために役立てて欲しい。」

この話が私の心に、インテリジェンスワーカーとしての独立心を芽生えさせたのではないかと思います。

何か世の中のために役に立つ仕事を自分で行いたい。私は勉強や読書などが好きで、他に取り柄もなく、それだけでは何もできないと思っていたけれど、自分のその力を使って何かができるかもしれない。そんな風に思わせてくれたのです。

まだ、山のふもとを登り始めたばかりですが、高い山を登り続けたいと思います。

2013年8月11日日曜日

「僕はこんな本を読んできた」 (本の紹介)

「僕はこんな本を読んできた」を手にする塚原美樹の写真
「僕はこんな本を読んできた」

今日はジャーナリストである立花隆さんの「僕はこんな本を読んできた」(文春文庫)をフォトリーディング

立花さんは、ものすごい読書家で蔵書の保管のために家を建てちゃったくらいの人です。
この本では、立花さんの読書や仕事に関する経験が豊富に語られていて、読んでいるだけで知的好奇心を、とても刺激されます。

彼の読書術の中で、フォトリーディングインストラクターとして、とても興味深く感じたことがあります。
全部の本をきれいに読むわけではない、一部しか読まない本もある。
しかし、たいして読まない本であっても、一応、「全ページ、めくりはする」。こんなことが書かれていました。

なんだ。読書名人の立花さんも、やっぱり全ページめくってるんじゃないですか。
フォトリーディングでパラパラ本をめくるステップ3は、何も変わったことじゃないんだな〜。
昔から、読書名人はやっていたのかもしれませんね。

2013年8月10日土曜日

「池上彰の宗教がわかれば世界が見える」 (本の紹介)

「池上彰の宗教がわかれば世界が見える」を手にする塚原美樹の写真
「池上彰の宗教がわかれば世界が見える」

きょうは池上彰さんの「池上彰の宗教がわかれば世界が見える」(文春新書)をフォトリーディング。

この本、お勧めです。池上彰さんって、本当に、分かりにくい事をすごく分かりやすく教えてくださる方ですよね。

この本を読むと、私たち日本人の宗教観への理解が深まります。
日本人は仏壇と神棚を同居させてしまうような「いい加減」なところがあって、キリスト教やイスラム教などの一神教を信仰する人たちとは異なる柔軟な世界観を持っています。

一見、宗教に無関心であったり、宗教心を持っていないかのように見えますが、実はそうでもない。

日本人の多様性を受け入れ、曖昧を許容する文化、価値観は、もしかしたら、これからの世界の中で非常に注目されるべきものであり、日本は今後、世界において重要な役割を果たすことになるのではないだろうか、と思わせてくれる本です。

実は、フォトリーディングは、この日本人がもともと持っている文化、価値観と非常に近い考え方を持っています。
「完全にしっかり理解しなくてはならない」「できた、できない、読んだ、読んでいないの二分法で考えなくてはならない」のような思考法は、勧善懲悪的であり、神と悪魔を二つに分ける一神教的な世界観とも言えるでしょう。

一方、日本には「鬼」という存在が昔噺の中によく出てきますが、鬼は完全に悪い存在ではなく、時には愛すべき点も見られるような、非常に曖昧な立ち位置の存在です。
おそらく、日本人は昔から、「すべてがわるい、すべてが良い」と言ったようなことはなく、あらゆる物事には両面性があり、また、それは単に裏返しというだけではなく、同時に双方が現れることもあるようなものであることを、自然と理解していたのでしょう。
日本人の宗教観の曖昧さ、「いい加減さ」は、物事はすべて「分けて」理解できるものではないという本質を捉えたものであるように感じます。

フォトリーディングも、同様に「すべてでなくて良い」、「いい加減」を受け入れる、といった考え方を持っています。
アメリカ生まれの読書法ではありますが、ある意味、日本的な読書法であると、私は感じています。

欧米の様々な学問が、近年、東洋的な思想を取り入れ始めていることを考えれば、アメリカ発で、このような東洋的読書法が生まれていることは、世界文化の自然なトレンドであるとも言えるでしょう。

「池上彰の宗教がわかれば世界が見える」表紙の画像
「池上彰の宗教がわかれば世界が見える」

2013年8月9日金曜日

「奇跡の脳の物語」 (本の紹介)

「奇跡の脳の物語」を手にする塚原美樹の写真
「奇跡の脳の物語」

今日は茂木健一郎さんの「奇跡の脳の物語」(廣済堂新書)をフォトリーディングしました。

茂木さんの本は、脳のことを知る事ができるので、フォトリーダーにも非常にお勧めです。
フォトリーディングはもともと、人間の脳と身体に自然な学び方をしようという考え方で作られたものなのですから。

この本には、一度見たものをすべて覚えてしまうという「サヴァン症候群」の人たちについて、茂木さんが取材したことが書かれています。
映画「レインマン」でダスティン・ホフマンが演じたレインマンは、サヴァン症候群です。
映画の中では、レインマンの天才的な能力が描かれる一方で、社会に適応できない様子が描かれていました。

フォトリーディングのステップ3では、すべてのページをパラパラと、ただ見るということをします。
通常の場合、見ただけでは内容は何も分かりません。
ただ、絵やグラフなどは記憶に残っていると意識できるのではないでしょうか。

もし、サヴァン症候群の人が、フォトリーディングのステップ3でページをパラパラ見たら、おそらく、その人は、どこに何が書かれているかをすべて覚えてしまうでしょう。

この本の中では、毎日、図書館に電話帳をめくりに行くことを日課にしているサヴァン症候群の人の話が載っています。
彼は、毎日、電話帳をめくることで、街の人たちの様子を把握しています。
電話帳から消えた人の名前が彼には分かるのです。
それを知って、彼は、誰が引っ越し、誰が亡くなり、誰が入ってきたのかを把握するのです。

サヴァン症候群という特殊な脳の働かせ方をする人たちがいる、ということを知ると、私たちの脳は、自分で意識はしていなくても、パラパラ本を見るだけでも何かしら情報を把握しているのだろう、ということが推測できます。
それが、どのように私たちに影響するのか、証明することは今の科学ではできません。
しかし、私は、ステップ3でパラパラ本を見た事が、そのあとのフォトリーディングのステップを助けることに繋がっているだろうと思っています。

興味が湧いたら、この本、読んでみてくださいね。

「奇跡の脳の物語」表紙の画像
「奇跡の脳の物語」

2013年6月30日日曜日

ポール・シーリィ博士 二度目の来日

懇親会でのポール・シーリィ博士と塚原美樹の写真
懇親会でのポール・シーリィ博士と塚原美樹

フォトリーディング開発者のポール・シーリィ博士が日本にいらっしゃいました。二度目の来日です。

今回は新コンテンツである講師、ファシリテーターのための学び方を学ぶ方法を学ぶ講座「アクセラメンツ」を教えていただきました。


今回、まる一週間、ポール・シーリィと一緒に過ごしてみて、ますます彼のファンになりました。
ポール・シーリィの一番の魅力は一言で表すと、「自然体」ということだと思います。

アメリカ人の講演者の中には、受講者のモチベーションを上げるために、煽るようなパフォーマンスをなさる方もいるかと思いますが、ポール・シーリィはまったくそういうタイプではありません。肩の力が抜けていて、常に普通の状態、という印象なのです。

おかげで受講者も肩の力を抜き、リラックスすることができます。
リラックスしているのですが、学びは必ず起きます。
楽しみ、おもしろがり、幼稚園の子どものように学ぶのです。

フォトリーディング講座にご参加なさった方々は、みなさん、「あっという間だった」とか、「面白かった」などと言ってくださいます。

彼の講座づくりの底辺にある人間の能力を信じ、自然に能力が発揮できるような方法を取る、という考え方にその秘密があるのだろうと思っています。

2012年10月12日金曜日

「精神生物学」 (本の紹介)

「精神生物学」表紙の写真
「精神生物学」

今日はちょっと堅いですが、アーネスト・ロッシの「精神生物学」(日本教文社)をフォトリーディング。

ミルトン・エリクソンの弟子であるアーネスト・ロッシのこの本の中に、ヒプノセラピーのイメージワークがなぜ有効であるかのヒントとなる記述を発見した気がします。
以下、少々長くなりますが、ヒプノセラピーやミルトン・エリクソン、催眠療法、治癒などに興味のある方、是非読んでください。

この著書においてロッシは、人間を身体も心も含めた一つの情報システムであると捉えているようです。
また、病気や身体・精神の不具合などの症状は、その人の情報システムが環境に適合できず、情報を再構成する必要がある時にシステムから送られる信号であり、その信号を捉え、クライエントの中にある治癒力を引き出すアプローチをエリクソンは治療に用いていたといったような記述があります。
なので、このような場合のエリクソンのセッションには、プログラミング的な暗示はなく、クライエント本人が自分で自分の治癒力を活用できる場を提供するものだったようです。

「記憶」はその元となった事実が起きたときの生体の状態に依存している「状態依存」であるというのがロッシの意見で、また生体の状態は一日の中で生体が自然に繰り返すウルトレイディアン・リズム(90分ごとのリズム?)と関連性があるとも述べています。
同じ生体状態が再現されると記憶も蘇るという考え方です。
確かに、ヒプノセラピーでは退行の方法として、アフェクトブリッジ(感情の橋)という手法を用いますが、これは、感情をきっかけに生体の状態を再現させて、状態依存記憶にアプローチする方法に他なりません。

以下、本文から抜粋しますが、人間の持つ情報システムを正常化することで治癒をもたらす方法について書いています。

前世療法などのイメージワークは、ここに述べられている「情動」〜「イメージ」〜「思考」の変換に他ならないのではないかと思います。

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「精神生物学」アーネスト・ロッシ 日本教文社 P.122より
・・・それぞれのモードにはそれなりの利点がある。たとえば「情動」は、「イメージ」や「思考」にはできないような心の奥底を表出させることができる。また逆に、「イメージ」や「思考」にしかできないこともある。しかし理想をいえば、各モードは少なくともその一部は他のモードに形を変えられる方が、新しい困難な状況下で情報を処理し、問題を解決するうえでは望ましい。人はふつう、何かを感じていながらそれを言葉で表現できない時、「困っている」とか「行き詰まっている」とか言うものである。また、その何かを概念としてとらえ、それについて話すことができる場合は、極端に知的で厳密になることもある。しかしその何かを感じ取ったり、行動の適正な変化に結びつけたりはできない。人は、自分の体験がどれかのモードに閉じ込められる、すなわち状態束縛となると、自らの本性の他の面がもつ自然な能力を使うことができなくなって、症状や障害を呈するのである。・・・・・・
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「情動」〜「イメージ」〜「思考」の変換がスムーズに行われることで治癒が起きるというのは、なんとなく分かる気がします。
理屈で分かっていても心で分かっていないと解消できないことってありますよね。ヒプノセラピーを使うと、そこにアプローチできるんじゃないかな。

前世療法においては勝手に湧いてくる「イメージ」を使って、身体の持つ「情動」を映し出し、「思考」を変化させる、みたいなことがなされているような気がします。

ヒプノセラピストの皆様、いかがでしょうか。

2012年9月28日金曜日

気楽で、自然体で、いよう

私は2001年に「10倍速く本が読める」の本が世に初めて出た時、即10冊購入して友達に配ったくらいフォトリーディングに心惹かれた。
でも、最初の数年はフォトリーディングが上手くできないと思っていた。

フォトリーディング集中講座に参加した2002年6月、私は丁度、中小企業診断士試験の勉強を始めようとしていたところだった。
しかし、難関国家試験のテキストをパラ読みしたところで合格できるはずがない。
合格率は3パーセントだ。

そこで会社に勤めながら、幼子二人抱えながら、1年で1500時間勉強した。
朝、3時、4時に起きて6:30まで勉強してから会社に行った。

昼休みも電卓片手にキャッシュフロー計算書を毎日作った。
通勤電車で毎日2時間勉強した。
お風呂でも防水プレーヤーでオーディオ教材を聞いていた。
時間が惜しくて、ちょっとでも間があると、「勉強できる!」と真剣に喜んだ。
手帳に毎日、勉強時間数を記録していた。
勉強するのが楽しくて仕方なかった。

けれど、フォトリーディングはできていないと思っていた。

しかし、実はあの頃、フォトリーディングをしていたんだと、後になって分かった。
それはインストラクターになってからだ。

フォトリーディングは、パラパラページをめくるというだけのものではない。
もっと地に足がついた深いメッセージを含んでいるものだ。
そのメッセージは、自分を信じるということだったり、頭を上手に使うということだったり、効果的な学習メソッドだったり。

そして何よりも、「気楽で、自然体で、いよう」というメッセージを含んでいる。
力を抜き、自然にして、自分を信じているのが一番だ。

私も、試験の時にそうだった。テキストのページをただめくり、私は必ず一年で合格すると決めていた。

私たちには何かを成し遂げる能力が備わっている。それを単に受け入れるということ。
これがなくては、何も始められない。
でも、人間は弱いからつまづく。
そんな時は、ただ本をめくればいい。読まなくていい。
めくるだけで良いなら、できるかも、とも思えてくる。

そして、ある時には、めくるのも嫌だと思うかもしれない。
しかし、どこかで「私なら、きっとできる」と思うことができていればOK。
そう思えれば必ず成し遂げることができる。

人は、自分で考えたようにしかならない。
自分ができると思わなければ成し遂げることはできない。
一方で、自分で成し遂げられると考えることができれば、必ず成し遂げられるのだ。

あとは、自分の脳と身体を信じて、力を抜こう、自然体になろう。
そうすれば、脳は働きやすくなり、実力は発揮されるのだ。

2012年9月15日土曜日

難しい本ほどめくってみよう!

「2012年度版 日本経営品質賞 アセスメント基準書」表紙の写真
「2012年度版 日本経営品質賞 アセスメント基準書」
日本経営品質賞委員会

うわ〜〜。
見るなり堅い。

そうです。これは本というよりも基準書ですから、審査の時などに使うマニュアルみたいなものなのです。

こういう文書こそフォトリーディング!

読まなくていいから、とにかくめくっちゃえ!ってこと。
読めと言われたら嫌ですよね。でも、めくるだけならできそうでしょう。

めくると案外、少しは情報が掴めるんです。

たとえば、どこにどんな表や図が載っていたかなんて、めくっただけでも分かるわけです。
すると、ちょっとは気が楽になったりするし、あとで本当に必要な時に探すことだってできるわけです。

はい、皆さん、そういうフォトリーディング活用もやってみてくださいね〜!

2012年9月13日木曜日

「Hypnotic Realities」 (本の紹介)

「Hypnotic Realities」を手にする塚原美樹の写真
「Hypnotic Realities」

催眠、NLP等を勉強中の方には結構役に立つ本ではないでしょうか。

この本はミルトン・エリクソンの弟子であったアーネスト・ロッシがエリクソンとの対話をそのまま記述したような形になっています。
クライアントの方の言葉もそのまま出てきたりするので、どんなやり取りをしていたのかが分かります。

もちろん、洋書なので、私だって全部なんて読んでいませんよ〜〜。

でも、ちょこっと見るだけでもいいかもよ。フォトリーディングだと、そんな柔軟な読書もできま〜す。

「Hypnotic Realities」表紙の画像
「Hypnotic Realities」

2012年9月4日火曜日

「苫米地英人、宇宙を語る」 (本の紹介)

「苫米地英人、宇宙を語る」を手にする塚原美樹の写真
「苫米地英人、宇宙を語る」

もう、熟読した本なんだけど、難しくってというか、説明不足でよく分からない。

ビッグバンは人間が起こした、それで宇宙が生まれたのだ、という話だ。
要するに宇宙の話というよりも、人間の脳の認知の話のような気がする。

非常に面白いが、読んでいると頭がビッグバンを起こしそうになる。
で、再度、今日もまたパラパラとめくりました。フォトリーディングでもう一回、読んでみよう。

「苫米地英人、宇宙を語る」表紙の画像
「苫米地英人、宇宙を語る」

2012年8月23日木曜日

「それでも恋がしたいあなたへ」 (本の紹介)

「それでも恋がしたいあなたへ」を手にする塚原美樹の写真
「それでも恋がしたいあなたへ」

この本の著者の田嶋陽子さんが今、シャンソンを歌っているということを、体操とKJ法の先生であり友人のコンラッド・ユーキ・フッテルさんの紹介で知ったので、今まで読んだことがなかった田嶋さんの本を読んでみることに。

実は、私も元シャンソン歌手のはしくれ。
かつて私が出演していたライブハウスに田嶋さんも出ているらしいです。

読んでみると、田嶋さん、外国に留学中はかなりモテたらしい。
テレビで見ていた時は、怖そうなおばさんに見えましたが(失礼)、案外可愛い人なんですね。

2012年8月20日月曜日

フォトリーディングの5つのステップ (動画)


フォトリーディングの概要についての動画をYOU TUBEにアップしてあります。

少々長いですが、フォトリーディングの5つのステップがどのようなものなのかを説明していますので、興味のある方は一度ご覧ください。

フォトリーディングは結構、誤解されている部分が多いのがインストラクターとしては非常に残念です。
「ページをパラパラとめくっただけで内容が分かってしまう」というのが一番多い誤解ですが、決してそういうものではありません。

もっと地に足のついた読書法、学習法です。この動画では、そのあたりも少し話していますので、「怪しそうだな〜」と思っている人にとってはきっと参考になると思います。