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2015年7月13日月曜日

気持がラクになれば本は読める

フォトリーディング集中講座で最初に行う読書テストの結果を共有した板書の写真
フォトリーディング集中講座で最初に行う読書テストの結果を共有した板書

この土日はフォトリーディング集中講座を開催していました。

この板書は講座の最初に行う「初めの3分間テスト」の板書です。

最初から楽しく読めている方もいらっしゃいますが、多くの人が問題を抱えています。

「読んでも頭に入らない」

「忘れてしまうのではないかと不安を感じる」

「心の中で音読しているのが気になる」

「雑念が浮かぶ」

「3分間がキツイ」

「読まされている感がある」

これらの問題が解消されると、読書力は遥かに向上します。


・自然に楽に集中できている。

・あせる気持がなく、本に入り込めている。

・楽しい気持で目的意識を持って読めている。

こうなったらいいですよね。

昨日の夕方、フォトリーディング集中講座の二日目には、最初のテストで皆さんが抱えていた問題はほぼ解消されました。

「とても気楽に読めた」

「目的があるので、全部読まなくてはいけないというようなこだわりがなくなった」

「スラスラと読めた」

「罪悪感がなくなった」

読書の邪魔をしているのは、案外、自分自身の中にある「思い込み」だったりします。

「全部きれいに読まなくては」

「一度読んだところを忘れないようにしなくては」

「一度で完全に理解しなくては」

こういった「〇〇せねばならない」という思考法は、読書の邪魔になるだけで、良い結果を生みません。

もっと気持をラクに持って、読書を楽しい気持で行えれば、脳が自然に働いてくれ、文書処理力もぐっと上がります。

次のフォトリーディング集中講座は2週間後。

講座は生ものですから、毎回、何が起きるかワクワクします。

再来週も楽しい講座をご提供できるように頑張ります!

2015年6月29日月曜日

マインドマップ読書術〜読書を再定義する!


マインドマップ読書術 プラクティショナー 1日集中講座 演習風景の写真
マインドマップ読書術 プラクティショナー 1日集中講座
演習風景

今週末は、土曜、日曜ともにマインドマップのコースを開催していました。

土曜は「マインドマップ読書術 プラクティショナー 1日集中講座」、日曜は「マインドマップ プラクティショナー 1日集中講座」。

マインドマップの開発者であるトニー・ブザンの「知的活動」についての考え方は、マインドマップ、メモリー、スピードリーディングの3つを総合することで完成されています。

特に、スピードリーディングのコンテンツは非常に面白く、結構、AHA!があります。

ブザン氏は、読書を単に「読む」こととは捉えておらず、人間が読書を通して行っている知的活動の全体像をスピードリーディングのコンテンツで解き明かしてくれています。

彼は自身の知的活動に対する分析を「読書を再定義する」と表現しており、以下の7つの段階が読書〜知的活動にはあるとしています。

・認識(Recognition)
・取り込み(Assimilation)
・読解(Comprehension)
・理解(Understanding)
・保持(Retain)
・想起(Recall)
・コミュニケーション(Communication)

この7段階で私が特に面白いと思うのは、読解(Comprehension)と理解(Understanding)を分けて考えている点です。

ブザンは、読解(Comprehension)においては、人は文章内における「内統合」を行っており、理解(Understanding)においては、外部の情報との「外統合」を行っているとして、この二つを明確に分けています。

内統合とは、要するに「書いてあることの意味が分かる。言わんとすることが分かる」ということで、高校生くらいまでの国語の授業の読解と同じことを言っています。

一方で、外統合とは、書いてあることが分かるだけでなく、自分の体験や他の知識との繋がりが見出せ、「深く理解し腹落ちする」といったようなことです。

私は大人の読書においては、内統合以上に外統合のほうが大切であると思います。

知的活動の中では、時には、内統合が完全に行われなくても、外統合は行われることもあります。

もし、読書を知的活動の一手段と位置づけるのであれば、本を読むことは、それ自体が目的なのではなく、本を活用して自分の能力を磨き、仕事などの場面で、なんらかのアウトプットをすることのほうが、大切になります。

すると、本を理解せずとも、外統合が起こり、良きアウトプットが出せた場合には、それでその読書の成果は得られたとも言えます。

この考え方で読書スピードをアップさせようとしているのが、フォトリーディングであるとも言えるでしょう。

内統合と外統合という二つの概念を生み出したのは、ブザン氏ならではであるように思います。

彼は、脳の第一言語は "Image" であり、脳のしている仕事は "Imagination & Association" であると言っていますが、「統合」という概念は、つまりは他の事柄との繋がり、すなわちAssociationを見出すということであると思います。

「読む」という作業は、実は「繋がりを見出す」作業であり、繋がる先は、文書の中だけではなく、人間の頭の中にもあるのです。

スピードリーディングとフォトリーディングの両方を学んだ人は少ないかと思いますが、私としては、両方を学ぶことで、より読書に対する理解が深まると思います。

受講者の一人が、こんなことを言っていました。

「読書というのは、本当に自由で良いのだということが良くわかった。」

読書は、目的ではなく手段。
こう思えば、様々なスタイルの読書があって良いのですよね。

講座では、トニー・ブザンが提唱する

MMOST (Mindmap Organic Study Technique) (「エムモースト」と読みます)

もご紹介し、非常に効率的かつ効果的な読書をご体験いただきました。

マインドマップ読書術では知的活動として読書を再定義しますの写真
マインドマップ読書術では知的活動として読書を再定義します

MMOST(Mindmap Organic Study Technique)によるマインドマップ読書の写真
MMOST(Mindmap Organic Study Technique)によるマインドマップ読書


2015年6月13日土曜日

第2回紀尾井町電子ブックカフェを開催しました

電子書籍リーダーを使っての読書会の様子 (2014年5月撮影)の写真
電子書籍リーダーを使っての読書会の様子 (2014年5月撮影)

ゆうべは弊社の勉強会「紀尾井町電子ブックカフェ」を開催しておりました。

今までも、弊社では既受講者の方々のフォローとして、「紀尾井町ラーニングカフェ」という勉強会を開催してきましたが、今年からは読書を一緒にできる場として「ブックカフェ」を継続開催しています。

今年は偶数月が「電子ブックカフェ」、奇数月が「MBAブックカフェ」です。

電子書籍は2年くらい前から本格的な普及期に入ったかと思ったのですが、製品ライフサイクルで言うと、まだまだアーリーアダプターが使っている時期なのでしょうか。まだ電子ブックカフェへの注目も少ないようで、昨日もご参加者は数名でいらっしゃいました。

しかしながら、本などの文字媒体の電子化はどんどん進むことと思います。

つい数日前に、Appleが新しい音楽配信サービスの"Apple Music"を発表しましたね。

毎月、定額でAppleが集めた音楽を無制限に聞くことができるというサービスです。
私は使っていませんが、他にも同じようなサービスは、すでにあるそうですね。
動画配信を定額で無制限に行うHuluなどの仕組みとほぼ同じかと思います。

動画、音楽がこのように定額、無制限になっているのですから、本も同じように、定額制でクラウド上のものを無制限に読むことができるようになる時代は、もうすぐそこまで来ているのかなと思います。
もちろん今でも、著作権切れの書籍はすでに無料配信されています。
新刊についても、近々、定額、無制限に読めるということになりそうですよね。

知的産業に関わるビジネスパーソンは、このようなサービスが始まったら、すぐに定額契約をして、いつでもあらゆる書籍を参照できる状態を作るのではないでしょうか。

私たちも、こういう時代に備えなくてはという気がしますね。

今回は、電子書籍アプリについている「検索機能」をどこまで活用できるのかというテーマで読書会を行いました。

検索機能を活かすためには、いかに知りたいキーワードを見つけるかがポイントになるようです。

やってみたところ、キーワードを明確化することで、かなりのスピードで必要な情報を入手できます。
検索すると、そのキーワードが掲載されているページの文章が一覧表示されるので、そこをざっと読むだけでも、かなり知りたいことはつかめるのです。

こんなに早くていいのかな、という気も・・・。(笑)

さて、次回の電子ブックカフェは8月7日に開催の予定です。
まだ、電子ブックカフェのサイトもできていませんが、気になる方は、今から日程を確保しておいてください。

2015年6月10日水曜日

フォトリーディング、Step3の意味は何か?


フォトリーディング集中講座の講座風景(2014年12月撮影)の写真
フォトリーディング集中講座の講座風景 (2014年12月撮影)

先週末の土日はフォトリーディング集中講座を開催していました。

6月は毎年、受講者は少なめで、今回も小さいクラスでしたが、今回は女性が比較的多かったので、賑やかで楽しいクラスとなりました。

フォトリーディングのクラスは、まだまだ男性が多いのが現状です。
何かを学んで仕事に活かしたい、と考えている方がおいでになることが多く、その比率はやはり女性より男性が多いということなのでしょうか。

しかし、昔に比べると、最近は、仕事で自分を活かしていこうと考える女性がどんどん増えているように思います。
それに伴って、フォトリーディング集中講座の受講者もだんだん女性が増えているように感じます。
仕事で自分を活かす「仕事女子」が増えるのは、ずっと仕事をし続け、仕事が人生においてとても大事なことだと考えている私としては、ものすごく嬉しいことです。

男にとっても女にとっても、仕事というのは自分の才能を発揮する場なのですから。

家庭ももちろん大切ですが、やはり、自分の才能を活かせる場があると、その人の幸せの度合いが大きく変わると思います。

さて、今日はフォトリーディングについて少しお話したいと思います。

フォトリーディングはよく誤解されることがあります。
よくあるのは、

「ページをめくっただけで読めてしまう」

という誤解。
こういう誤解が広まったのは、

「ページをめくっただけで内容が頭に入る」

といったコピーで、フォトリーディングが宣伝されることが多いからです。

確かに、ページをパラパラ見ただけでも、脳は情報をキャッチしますが、内容が分かってしまうという意味ではありません。なので、ページをめくっただけでは読めませんよ。(笑)

「内容が分からないなら、めくっても意味がないじゃないか」

と思うかもしれませんが、そうでもありません。

たとえば、弊社のフォトリーディング集中講座をご受講なさった方に、こんな人がいらっしゃいます。

30代前半の時にご受講なさった男性なのですが、約一年後に弊社の勉強会においでくださり、ご報告をくださいました。

「先生、フォトリーディングのおかげで1年で資格を11個取得したんです」

これは驚きです!

IT系の方だったのですが、そもそもご本人が努力家であるということもあると思いますが、それにしても大変な勉強のしようであったはずです。

どうやったのですか?と聞いてみたところ、
「フォトリーディングでは、とりあえずパラパラとページをまずめくるだけでもいいから、と教わるじゃないですか。そのおかげで、分厚いテキストも読むことができたんですよ」

とのことなのです。

フォトリーディングは、5つのStepでできており、Step3「フォトリーディング」で、本をパラパラと全ページめくって見る作業が入っています。
1ページ1秒以下のスピードで、本当にパラパラ見るだけなのです。

けれど、その後のStep4、Step5ではきちんと本を読んでいるのです。
ところが、Step3だけが一人歩きして、

「ページをめくっただけで読めてしまう」

となってしまったのですね。
いやいや、めくっただけでは読めませんよ。

「ページをめくっただけで内容が頭に入る」

のほうが正しいです。
けれど、ここで大事なのは、

「内容が頭に入る」と「意味が分かる」はイコールではないということです。

本を読む際、事前に中をパラパラ見ることによって、その本に対する抵抗感がなくなる、自分の頭の中にすでにある情報に気づく。

こういうことが起きるのです。
つまり、パラパラめくりで本の「内容が頭に入る」ことで、意味は分からなくても脳には刺激が与えられ、そのあとの学習をスムーズにすることができるのだ、と考えたほうが正しいでしょう。

よく、「Step3の効果が良く分からないのですが」という質問がありますが、Step3の大きな効果は、「本を読むのがラクになる」ということだと思います。
これも、すぐには実感しにくいことかと思います。

けれど、講座の修了生の多くが、本をそれまで以上にたくさん読むようになったり、読書に気楽に取り組めるようになったという事実があります。

なので、Step3は、「高いハードルを低いハードルに下げる」ようなものだと捉えてはどうでしょうか。

「とりあえずパラパラとページをまずめくるだけでもいいから」
ということですよ。
そうすれば、勉強も文書処理も、なんとなくラクな気持で取り組めますよね。

フォトリーディング講座のオープニングで過去の事例をご紹介の写真
フォトリーディング講座のオープニングで過去の事例をご紹介