18世紀にフランスから送られた自由の女神は アメリカの象徴になっている |
いやあ、今日は一日中、大統領戦が気になって、仕事どころではありませんでした。
今朝ほど、このブログに「トランプ氏が大統領になったら、どうなるんだろう?」 と不安な気持ちを書いていたら、本当にそうなってしまいました。
アメリカ国民の中には、相当、「人のことなんて考えていられないよ、自分のことがとにかく大事」という気持ちが広がっているのでしょうか。どんどん「内向き」志向になっていますよね。
事前の世論調査が当たらなかったというのは、最後まで声を上げなかったサイレント・マジョリティが、本音を出した結果とも捉えられ、アメリカという国に渦巻く大きな「内向き」のトレンドを示唆する結果なのかもしれないですね。
この流れは、何もアメリカだけではなく、今年はイギリスだってBREXIT(EU離脱)の国民投票がありましたし、ヨーロッパ各国の中にも、一部地域が独立しようという流れが続いています。
ナショナリズムとグローバリズムが、行ったりきたりしながら、世界は少しずつ螺旋階段を上っているのでしょうか。もしくは、下っているのでしょうか?
また、アメリカの場合、シェールガスが大量に生産できるようになってきたことも、内向き路線に関係しているのかもしれないですね。イギリスがポンドを維持し、ユーロ危機の火の粉を浴びたくないと考えたのと、なんとなく似ている気がします。
まあ、自国を守るというのは国家としては当然のこと。自国内で完結できるのなら、それに越したことはないのかもしれないです。日本の江戸時代の鎖国なんて、完全に内向きだったわけですからね。
ただ、現代においては、日本は資源がないのと、非武装であること、得意分野が限られるなどのことで、内ばかり向いてはいられません。
中国や朝鮮半島、ロシアとの関係は、これからどうなっていくのでしょうか?
ISのテロ活動は、単なる宗教の問題ではないでしょう。トランプさんが、少しまともな発言になってくれればいいのですが・・・。
私も、真剣に世界情勢と日本の行く末を考えなくちゃ、という気になっています!
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