2016年11月16日水曜日

相談しにくい時どうするか 〜 「上司に怒られにくい話し方」



30代後半の社員がいない。

今、これで困っている会社さんが多いらしいですね。バブル崩壊後の就職氷河期に採用を減らしたのが原因です。

その下の世代である20代の上が、いきなり40歳〜50歳代になってしまっていて、社内コミュニケーションが上手くいかないのです。

まあ、25歳くらいの若い人からみたら、50代のおじさんと一緒に仕事をしなきゃならないのは大変でしょうね。間に36、37歳くらいの人がいてくれれば相談できるのでしょうが、自分のお父さんくらいの他人と一緒に仕事するのですからね。話しづらいですよね。

若い人の中には相談ができず、仕事を抱え込んでしまい、ウツ気味になる人もいます。

特に大きい企業は縦社会で、「上の人の言うことに従うのが当たり前」という文化ですから、相談されるほうの側がいろいろと工夫をしないと、若い人は相談しづらいでしょう。

では、若い人はどうしたら良いのでしょうか。

相談しやすいようにいろいろと気を使って工夫をしてくれる上司ならいいですが、そういう人はまず少ない。

若い人も、自分をちょっと鍛えて、ウツなんかにならないようにしましょうね。

相談しにくいのは、相談すると「怒られる」ような気がするからじゃないでしょうか? もしそうだとしたら、「怒られにくい話し方」をするといいですよ。

ポイントは、先に結論を言うということです。

 「課長、〇〇装置の動きが変です。・・・・・・」

 「課長、体調が悪いです。・・・・・・」

こんな風に、先に結論を言ってください。これ、簡単なようで案外できていないのです。

 「課長、実は・・・ちょっと3階を見回りに行ったら・・・なんか、〇〇装置が〇〇になってて、どうしようかと思ったんですけど・・・・・」

 「課長、ゆうべ・・・家に帰ったらちょっと食事のときおかしくて・・・それで今朝・・・体温計はかったら・・・」

こんな感じになっていませんか? 上司がイラっとしてしまうのは、「要するに何が言いたいのか、さっさと言ってよ」と思うからなのです。

「結論を先に言う」で、相談しにくい状況をどうにか乗り切ってくださいね。

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