大東文化大学でのマインドマップ講義風景 連想を見える化し、まとめる方法を話しました |
本日、大東文化大学の東松山キャンパスにお邪魔して、お若い学生さんたちにマインドマップの講義をして参りました。
当大学の先生が、数年前から弊社の講座におでかけくださっていて、学生さんたちの勉強等にマインドマップを使わせてあげたいという思いで、弊社にご依頼をくださったのです。
昨年は、提携講師の浪間亮講師にご出張いただいたのですが、今年は浪間講師の都合がつかず、急遽、私が行くことに。
学校教育の現場というのは、私が普段関わっている社会人教育の現場とはまた違った空気です。
私もかつて、小学校、中学校、高校などでマインドマップ講座をさせていただいたことがあります。
学校教育については素人ですが、学年が低ければ低いほど、講義(授業)は難しく工夫が必要になるというのが感想です。
ちょっとした指示出しであっても、社会人であれば1分でできることが、中学1年生のクラスですと10分かかります。
ましてや、小学校低学年などであれば、教え方のアプローチを変えないと成立しないでしょう。
大学生はかなり大人に近いですが、さまざまな意味で完全な大人ではありません。
大人より良い点もあり、また至らぬ点もあります。
ですが、そんな若い人たちとふれあい、講義させていただけるのは、私にとってはとても嬉しいことです。
90分と非常に短時間でコンパクトに講義をしなくてはならないのも、学校ならでは。
社会人教育であれば、2時間程度は用意していただけることがほとんどですが、たとえば小学校であれば45分で教えなくてはならないこともあるでしょう。
教える側にとっては短いと感じても、受け手にとってはちょうど良い時間かもしれません。その範囲で、できることをやり切るというのがプロだと思います。
かつて、マインドマップのインストラクターになり立ての頃、学芸大付属小学校にお伺いしてマインドマップの講義に参加したことがあります。
その時は、体育館で200人くらいでしたでしょうか。内山インストラクターが壇上で講義をしました。
その後、子どもたちは各クラスに戻り、引率したインストラクターが手分けをして各クラスにてサポートをすることに。
てっきり、担任の先生があとはフォローしてくださると思いきや、いきなり、「ではこのあとは塚原先生お願いします」とのこと。
なんの準備も無い中、小学3年生のクラスの1コマをいただき、可愛い子どもたちにマインドマップを教えました。
もちろん、その前に内山インストラクターが集合で教えてくださっていたので、やりやすくはあったのですが・・・。
慣れないチョーク片手に、黒板にマインドマップをかいて、子どもたちと楽しみました。
その授業のあと、「教えてくれてありがとう」と、子どもたちが挨拶に来てくれた時の可愛かったこと。
「あ〜、この風景とこの感覚」・・・随分昔を思い出しました。
20代前半の頃、九州の小学校と中学校の視聴覚教室の仕事をしたことがあったのです。
当時の私は歌手業をしており、その時の私の役割は「歌のお姉さん」です。
体育館に子どもたちが集まり、ラテンバンドとともに体育館のステージに。
私は司会をして、ラテンバンドの演奏を紹介するとともに、数曲歌いました。
赤とんぼ
ハメハメハ大王の歌(この時、初めて知りました)
・・・・あとはなんだったかな?
小学校では、その視聴覚教室の授業が終わると、子どもたちが国語や算数のノートを持って見送りにくるのです。
なぜ、ノートを持っているかというと・・・・。
「ねえ、ここにサインして!」
バンドのメンバーは私を含めてちょうど6人だったのですが、ジャポニカ学習帳の国語のノートの1ページに鉛筆で線が引かれており、6等分されているのです。
6人それぞれが、自分のノートにサインできるように、子どもはちゃんとスペースを6等分してくれたのですよ。
なんと、可愛い!!
普段は夜の酒場で歌っているのに、その時に限っては朝9時音だし!
あれも楽しい仕事でした。
また、中学校では、一人の男子生徒がラテンの演奏に触発されたのか、体育館でずっと踊りまくっていました。子どもって、本当に素直というか、感性に率直ですよね。
さて、こんな風にあちこちで講義をする私は、昔、あちこちで歌っていたときと変わらず、旅芸人そのものですね。
講師業を初めてからも、講演の仕事などで、全国を旅して回っていたのです。
クリエイト紀尾井町という弊社のホームで講義をするのとまた違い、全国の人たちと会える仕事はまた楽しい!!
今日お会いした若い学生さんたちの心にちょっとでも、今日の講義の内容が残ってくれれば嬉しいです。
大東文化大学でのマインドマップ講義風景 |
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